水子供養とは何か、どんな方法があるのか、費用はどれくらいかかるのか。流産や死産を経験されたご家族が感じる疑問に、やさしくお答えします。供養は「必ずしなければならないもの」ではなく、ご家族の気持ちに合った形を選んでいただけます。
WHAT IS MIZUKO KUYO
水子供養とは、流産・死産・中絶などで生まれることのなかった命に対して、ご家族が手を合わせ、気持ちを込めて行う供養のことを指します。
「水子(みずこ)」とは、生まれる前に亡くなった赤ちゃんのことを表す言葉です。もともとは仏教的な文化に根ざした言葉ですが、現代では宗教的な意味合いにとらわれず、ご家族が気持ちの整理をするための行為として、さまざまな形で行われています。
お寺での読経や供養の場を設けるだけでなく、自宅でお花を飾ったり、静かに手を合わせる時間を設けたりすることも、水子供養のひとつの形です。
IS IT REQUIRED?
「水子供養 しないといけない」と検索される方は多くいらっしゃいますが、水子供養は必ずしなければならないものではありません。
行うかどうか、いつ行うか、どのような形で行うかは、すべてご家族の気持ちとペースを優先してください。「したい」と感じたときに、自分たちに合った形で考えていただければ十分です。
一方で、「何かしてあげたい」「気持ちのけじめをつけたい」という思いから供養を選ぶ方もいらっしゃいます。その気持ちも、大切にしてください。どちらの選択も、ご家族にとって正しい選択です。
WAYS OF MEMORIAL
水子供養を専門に受け付けているお寺があります。読経や祈祷をお願いすることで、形式的なお別れの場を設けることができます。「水子供養 お寺」で検索すると、地域のお寺を探すことができます。
お寺によって受付の方法や費用、形式が異なりますので、事前に問い合わせて確認することをおすすめします。宗教的な形式を希望しない方には、他の方法も選べます。
お寺に行かなくても、「水子供養 自宅」として、ご自宅で静かに手を合わせる時間を設けることも立派な供養のかたちです。特別な準備が必要なわけではなく、ご自分のペースで行っていただけます。
小さな花瓶に白い花を飾り、静かに手を合わせる。それだけでも、大切な命への想いを形にすることができます。
小さな花束を供える、気持ちをつづった手紙を書く、写真や思い出の品を手元に置く、といった形も、ご家族の気持ちを表す供養になります。決まった形はありませんので、ご自分が「したい」と思うことを選んでいただけます。
火葬やお見送りの場を設け、ご家族だけで静かにお別れをするという形も選べます。赤ちゃんの火葬と合わせて供養を行いたい場合は、葬儀社に相談することで、ご家族の希望に合った形を一緒に考えることができます。
COST GUIDE
お寺での水子供養の費用は、数千円〜数万円程度が目安になることが多いですが、お寺によって大きく異なります。事前にお寺に問い合わせて確認することをおすすめします。
ご自宅での供養は、お花代や供え物の費用のみで行うことができます。特別な費用をかけずに、ご家族の想いを形にすることが可能です。
赤ちゃんの火葬やお見送りと合わせて供養を行う場合は、お見送りの費用に含まれることもあります。詳しくは、赤ちゃんの火葬にかかる費用の目安 もあわせてご覧ください。
THINGS TO KEEP IN MIND
流産後や死産後に供養を考えるとき、いくつか気をつけていただきたいことがあります。
流産後の供養や死産後の供養について、疑問や不安がある場合は、まずご相談ください。
FAQ
NO NEED TO RUSH
流産後や死産後、気持ちが整わないまま供養のことを考えなければならないと感じる方もいらっしゃいます。でも、急いで形を決める必要はありません。
供養をどのような形にするか、いつ行うか、それとも今はまだ決めないか。どれも正しい選択です。ご家族の気持ちが少し動いたとき、「そのとき」に合った形を探せば十分です。
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お見送りについて、あわせてご覧いただけるページをご案内します。
突然のことで、何から考えればよいか分からない場合も、無理に決めなくて大丈夫です。小さないのちのお見送りでは、ご家族の状況やお気持ちをお伺いしながら、必要なことを一つずつご案内いたします。赤ちゃんの火葬や供養について不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。